奈良ツアー

2013-10-07

この前に引き続きまたツアーに行ってきました。

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今回はいつもお仕事させてもらってるカイロンさん主催で天道春樹先生とめぐる奈良ツアーです。

 

お昼に新大阪で高知から来るメンバーと合流。天河へ向かいます。天河大辨財天社はパワスポブームの前からいろんなアーティストがすごいところがあると言ってて有名だったところですね。

 

ただ最近はそういう世俗的な色が強くなってきてパワーダウンじゃないかという噂も聞いていましたし天道先生もしきりに「今は神さん寝てはる」とおっしゃってました。しかし日々都会の喧騒の中に居る身には十二分に癒やされる場所。

tenkawanoki.jpghaiden.jpg拝殿では天道先生が祝詞をあげてくださいました。お経にしても祝詞にしてもチャントなのでだんだん聞いてるとその世界に陶酔してくるのですね。神様との一体化などというのはおこがましいですが、じょじょに境界線がぼやけてくるようなイメージは出てきます。

 

天道先生の祝詞は男性ぽくてしし座的迫力がありました。古い神社によく似合う力強さ。わたしはいつも宏林先生の祝詞しか聞いたことがなく、人によって差があるんだなあということを実感しました。宏林先生は太陽おうし座で月がかに座、もっと肉体的でエモーショナル。 で、文言も違うなあと思ってネットで調べてみたら同じ大祓でもいろんなバージョンがあるのね。

 

お参りを終えた後は洞川温泉のお宿に。花屋徳兵衛というところ。これがまたひなびた温泉街って感じですごく趣があってよいのです。スタッフの方もとても感じがよかった。お宿では鑑定大会になったけど、ものすごくコンディションが整うのです。ふだんのインスピレーションじゃないものが降りてくるといいましょうか。 これはもうこの辺りの磁場としか言いようがない感じです。

 

すげーすげーと神社境内で感動するのはなかったけど、場の空気を感じながら自分のやるべきことをやったときに源流とつながるラインがびしっと通った感じがして。だからミュージシャンの人があそこで音楽を奉納したくなる気持ちちょっとわかったような気がします。

 

 

次の日は朝ごはん前に龍泉寺にお参りに行きました。ここは大峯山へ修験者の人が入るときの最初の地点らしいです。確かに呪術くさいんですが生きたパワーがあった気がします。このお寺に売ってたお不動さんと八大龍王さんの御札にものすごくパワーがあってビンビン来ると天道先生がおっしゃってたので思わずふたつとも購入。買ったあとで天道先生が「これで八大竜王さんのご縁ができたから覚悟しなあかん」とおっしゃった。ええかげんなことせずお祀りし続けるってことですね。

 

tori.jpgその次は石上神宮へ。ここは山岸凉子の「日出処の天子」にも出てくるのでずっと行きたかったのですがご縁がありませんでした。とても歴史ある感じで古代の匂いがします。なんというか・・異界です。中空に穴があいてそこからほかの世界につながってるような感じがしました。境内には鶏がたくさんいてまったく人に慣れていますのでカメラ目線w

 

ここのおみくじはとても良く当たると評判らしいのですがわたしは「半吉」。「とにかくへりくだって慎み深くすればまあなんとかなるやろ」みたいなことが書いてありました。

 

 

miwasann.jpgmiwasannotorii.jpg最後が大神神社。あまりにも大きな大鳥居。こんなに大きいのは眷属がでしゃばってる証拠なのだそうです。パワーがあるからこそ有象無象が寄ってくる。そう聞くとこの鳥居がジャイアントロボにしか見えませんw

 

わたしはどちらかというと有象無象の人間の邪念のほうに反応してしまうのでけっこう相性悪かった。願望実現に執着するというか自分の霊感を盲信するというかそういったものへの違和感ですね。同じオオモノヌシさまをお祀りしている近くの神社なら飛鳥坐神社がすごいと思ってるのですが近々お参りに行って、この違和感をもう少し解消したいと考えています。

 

しかし有象無象を引き寄せるところというのはめっちゃ現世利益があるところでもあるのですw商売繁盛をきっちりお願いして帰ってまいりました。