ご来光カフェとタロット部

2012-10-05

ご来光カフェに行ってきました。

大阪のオフィス街のど真ん中、土佐堀川から生駒山越しに太陽が昇ってくるのが見える期間が1年のうち1週間程度あります。その間淀屋橋の港にカフェが開設されていてみんなでご来光を拝むのです。

 

121005_051730.jpgのサムネイル画像とは言ってもいつも寝るような時間に起きなくてはいけません。この前、占星術の松村潔先生とお話しした時に「いつも3時半に起きてるんだ」と楽しそうにおっしゃっていたのでむりくりな早起きに多少興味が出ていたんですが。

4時過ぎに起きて5時に同僚マユラちゃんと待ち合わせて淀屋橋まで行きました。健康的な気分なわけで、淀屋橋まで歩くw

途中、明けの明星もはっきり見えました。こりゃー快晴の予感。おとめ座アタマ度数の金星は海王星とオポジション、月木星ともスクエアに近づきつつある配置だったので怪しく魅惑的に輝いていたはずなんだけど、まー都会のど真ん中ゆえそこまではわかんない。

淀屋橋につくと、たくさんの人がカメラを構えています。みんな中之島の風景と土佐堀川と生駒山と昇る朝日を写真に収めようとしてるんだなあと思いながら、うちらは少し先の水上バス乗り場の奥にあるカフェへ。

 

121005_060757.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像モーニングセットをいただきながらみんなで日の出を待ちました。ちょっと寒かったけど日の出が近づくにつれてだんだん暖かくなってくる。太陽の威力ってすごいんだなーと体で実感します。

 

水上バスの乗り場というか船着き場というかそういうところにテーブルといすをセッティングしてあるため虫がけっこう来るんだけどまーそれもご愛嬌。

 

スタッフの人もすごく感じがよくていろいろとお世話くださって、いざご来光。自然にみなさん拍手してはりました。なんつーか、さあがんばるべという気持ちになりますね。

この、ふつうそんなシチュエーションじゃないところで自然に拍手が起こるというのはけっこう感動しますね。ここ7-8年、毎月のように上京していますが新幹線から見える富士山のあまりのきれいさに1回だけ拍手が巻き起こったことがあったなあ。あのときは本当に出色の荘厳さだったんですわ。

今回は自然に対する畏敬の念を、オフィス街の中心部で再認識できるというのがすばらしかった。

 

朝陽を見てほっこりしてお茶飲んでもまだ7時前。ホントはその足でアメ村の北欧雑貨のタイガーに並びに行こうと思ってたんです。10時から整理券を配るということなので、だいたいそのくらいから行けばきっちり間に合うだろうと思ってたんだけど眠すぎて断念。いったんうちに帰って仮眠。お昼に起きてアバニコでランチしてタロット部の部活へと向かいます。

 

IMG_5069.jpg今日のテーマは審判。10月6日の朝、土星がてんびん座からさそり座に入ります。これからの2年半はものごとに深くかかわること、自分が溶けてなくなるくらい深いところまで行って大きな変化を体験することが、否応なく押し寄せてくる感じです。なのでそこにチューニングを合わせて審判の絵を描いてみました。

通常のタロットカードの絵だと、新約聖書の黙示録がモチーフになっていて、大天使ガブリエルが死者を蘇らせるというシチュエーションが描かれていますが、これは旧約聖書のモーゼの出エジプト、海が割れるシーンを題材にしています。 宗教学をまじめにやってる人から殴られそうだけどwモーゼの立ち位置は天童よしみ。珍島物語「海が割れるのよ〜♪」は関西人のおっちゃんおばちゃんならよく知っている。

大きな変容を体験することでむりくり道をこじ開けるエネルギーを得る、みたいなことが描きたかったのでキリスト教の解釈とはまったく関係がないのですwというかこのタロット部で描いているシリーズは映画のシーンを借景としているのでチャールストン・ヘストンの「十戒」のイメージでしょうか。

 

ご来光を拝んだことと審判のカードを描いたこと、ひとつ次のレベルに行くための扉をこじ開けたと思っています。