岸和田

2012-03-23

120323_155702.jpg岸和田に行ってきました。

 

お休みだったので本当は奈良に行こうと思っていたのですが、あいにくの雨。3月いっぱいまで期間限定で朝ドラ「カーネーション」のギャラリーがあるのです。

 

南海本線に乗るのは久しぶり。子供の頃、堺に住んでいた大叔父のところに行くのに祖母に連れられて乗った記憶があります。

 

高野線の銀色の車体がものすごく未来的に思えて、田舎の小学生には都会とか未来とかいうものの象徴のように感じていました。鉄腕アトムの世界ね。

 

また本線は海沿いを走るため、大和川を越えたあたりから石油コンビナートが見えます。高度成長期の、ただ未来は明るいものと思っていたころがこれもオーバーラップする。

 

急行のとまる駅岸和田でも駅前商店街はけっこう寂れています。だんじりが通るためアーケードの天井がやたらと高いのが印象的。

 

商店街をまっすぐ歩いていくとコシノ洋装店があります。元々あったところの1階が岸和田名産品とコシノグッズ売り場。2階が写真と作業場の再現。足踏みミシンがかわいいです。うちの実家も母が使っていた足踏みミシンがまだ現役でちょこちょこ働いているらしい。

120323_155822.jpg120323_155911.jpgのサムネイル画像

 

120323_160626.jpg向いの空き店舗を利用してNHKの「カーネーションギャラリー」も見てきました。左は安岡美容室の制服。八重子さんが心の支えだったと言ってはったもの。

 

右は戦後すぐに作ったワンピでサエさんや静子ちゃんが着ていたもの。女子が自分をかわいく見せたいという純粋な気持ち好きな人に見て欲しいという気持ちがすごく現れててかわいい。

 

この前、BKのカーネーション展を見に行ったときも思いましたがワンピの布の質感がホンマに古臭いのです。デッドストックで作ってるんでしょうか。リアルな昭和の感じがすごくよかったです。