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Lakshmi Blogブログ

2012年11月記事一覧

タロット部 法王

121127_005137.jpgタロット部活を東京でやりました。

元々は部長が千葉にお住まいだったので部室も千葉にあり、そこにわたしが仕事で上京する際に押しかけるスタイルでしたが部長のお引越しにより部室も移動。久しぶりの関東圏での部活で法王の絵を描きました。

 

これはドリフの神様コントのシチュエーションです。リンクはyoutubeなので見てくださいね。なかなか深いねんから。

 

部活のときはヨタ話をしながら絵を描くのがとても楽しいんですけど、今日も「やっぱ法王を描くときは自分のマスターを描きたくなるのよ」と笑みさんが言い出して部員の堂夏さんも「自分はアップル教だから法王にはジョブスを描きたい」と言ってはりました。笑みさんはモバイル教なので孫正義を描いてはりました→その絵

で、わたしは志村けんなわけですよwお笑い教ですよ。今まで自覚がありませんでしたがそりゃお笑いを信仰してないわけないやんって思いました。非常に大きな気づきでした。

この神様コントは耳の遠いじーさまの神様がいろいろ聞き返すのがおもしろいのですが、法王の数字の5、数秘の5の意味する主張とかクリエイティブさというのは基本他人の言うことを聞き入れない質のものなんですね。そこの類似性と、だんだんそれが不安になって行くと上からまた西洋の神様が降りてきて「わたしゃ神様だ」というというメタ視点を持っています。

 

この神様、志村けんのイメージと「パンクなマツムラキヨシ」というイメージだったんですけどどうも80年代のボーイジョージに似てるような。ウエイト板の構図だと前にふたり弟子がいるのですが、これはヒゲダンスを踊るマツムラキヨシとその弟子のつもり。それから、これまたウエイト板の構図だと法王の足元には鍵のかかった箱があってその中に「なぜ生きるのか」「なぜ死ぬのか」という答えが入っていてその箱を開ける鍵を持っていることが法王の存在理由であるということなんですけど、この絵では賽銭箱です。

法王のカードはおうし座と対応しているという説が有力なので現実派の法王なら「存在理由?そんなもん食えるのか?」「生きる理由?そりゃゼニや」とか言いそうだなと思って。

 

アタマの後ろにあるのはリンゴ。どこかからナイフが飛んできて刺さるのかもしれません。弟子とかマスターとかそういったものが延々続いていく合わせ鏡の無限回廊のような世界。もっとすごい人は必ずいて、すごい部分を謙虚に受け入れようと努力していく。ヒゲダンスを踊るにも努力がいるのですね。

 

 

 

 

タロット部 節制

121102_153043.jpgタロット部活に行ってきました。本日のテーマはタロットカードの14番目、節制です。

 

今回考えオチすぎる内容でモチーフがありすぎます。これもまた節制のテーマで、中にあるものをくみ上げて混ぜ合わせるというものにリンクしているのかもしれません。

だいたい、何のカードを描いてもスピ系モチーフと映画モチーフと関西人ネタとこの3つを混ぜた感じになってきました。わたしの引き出しはそこらへんなんだということは継続して絵を描いてみないと気づきませんでした。しかしなんでも続けてみるもんやな。

 

全体的な構図はヴィム・ヴェンダーズの「ベルリン・天使の詩」の有名な1シーン、おっさんの天使が街を見下ろしているところです。キレイでかわいい天使じゃなくてくたびれたおじさんの中にも天使の部分はあり、その異質な感じの融合が節制のテーマに沿っていると思いました。

個人的に節制のカードに出てくる天使は観音さまのイメージなので、渡月寺の十一面観音さまの頭部を持ってきました。アタマの上に十面の顔がありますがこれはみなさん「マイケル~」という人たちの似顔絵です。

節制のカードに出てくる天使はミカエルなのでマイケルの盛り合わせ(by donutsさん)になったわけですが、壮大な意図に反して技術が追い付かない部分は字で表していますw

下段左から右へ●マイク・ラインバック●ミシェル・フーコー●ミシェル・オバマ●マイケル・ジャクソン●ミヒャエル・エンデ 

上段左から右へ●マイケル・ムーア●ミカ・ハッキネン●マイケル・シェンカー●ミック・ジャガー●マイケル・モンロー

 

おっさん天使なので関西の40代以上のおっさんがむせびなく名前、元阪神のマイク・ラインバック選手の名前も入れてみました。

 

 

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