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Lakshmi Blogブログ

2012年10月記事一覧

ゆるキャラまつり

kouyakun.jpg今年も彦根で開催されたゆるキャラまつりに行って来ました。

いろいろイベントが乱立しているゆるキャラ業界ですがさすがここは本家本元。ホンマにたくさんのコたちがいます。

宗教界にもいろいろゆるキャラがいるのですけど、いちおうちょっとお高く止まっていてなかなか立体には会えません。まあ偶像崇拝とはなんぞ?みたいなとこを考え始めるとややこしいんだろうなあと思っていました。

しかし今回はまずこうやくん。真言宗のお坊さんもちゃんと来てはって、なんかありがたい。写真撮るときはみんな合掌してます。感謝の気持ちを形で表すことは素晴らしい。写真撮ったあとはみんないったんこうやくんの笠の中に入ってよしよししてもらえるのでした。

 

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対する浄土真宗大谷派の鸞恩くん。なんか怖い。正月のおじいちゃんみたいだ。合掌もしません。あれとりあえず合掌してお念仏をというのが教義じゃなかったっけ?真言宗のほうがパフォーマンスがごっつポップじゃない?顕教が密教に負けとるぞwまあでも出てくれるだけマシなのかな。真言宗と浄土真宗以外は見かけませんでした。

 

しかしグッズ系はかわゆいのです。おりんちゃんに赤本くん。この赤本というのは、浄土真宗の門徒の間では非常にポピュラーなもの。

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kumamon.jpgいちばん人気はくまもん。とにかくグッズ販売が長蛇の列でした。あと、バリイさんとメロン熊がそれに続く感じかな。

 

あべのんもすごくかわいいのですが、なにせ大阪市の区のキャラなためかグッズがなにもないのです。区のサイトからダウンロードしてきたびんせんとかを並べたブースがビンボくさい。しかしビンボくさくてゆるいというのもこのイベントの楽しみなのですねー。

観光課のおっちゃんが似合わないTシャツを着て愛想よくしているというシュールな風景がたまりません。

 

 

mitoyon.jpg今回わたしが一番気に入ったのが「みとよん」です。やる気の無さそうな顔と、動きがどうにもこうにも照れている。中の人がはっちゃけきれない感じがすごくよかったわ。今このブログ書くのにぐぐってみたら、金曜の時点でこのイベントのボランティア募集みたいな告知があって、いくらなんでもそんなんでええんかと思いましたw

みとよんブログ

 

 

sagawanko.jpgグッズ買ってくれた人向けに自分の似顔絵を描いてあげてる唐ワンくん。多才です。

ゆるキャラたちは生物としてあり得ない造形で生きているので、ほぼみんな自力歩行ができずそれこそゆるゆるとスタッフの人に手を惹かれて移動していくのですが、唐ワンくんは違う。すたたっと動いてポーズ取ったり絵を描いたり働き者のわんこでした。

まゆまろ

121012_160309.jpg秋の京都に行ってきました。

まず最初のミッションは出町柳のセカンドハウス。 京都では有名なパスタとケーキのお店です。ここの系列店を友人がフランチャイズで経営していることを知り、おおもとのところの味が変わってないのかなってちょっと気になっていたので寄ってみました。ほぼ20数年ぶり。しかし時が止まったかのようなザ京都の学生街にあるお店、という感じは変わっていずパスタの茹で上げ加減も同じくで大満足してランチをいただきました。

そこからほど近いところに友人のあきちゃんのおうちがあって、AOWというパン屋さんをしてはるので、いろいろと購入。ぐだぐだとお話をしてから次の予定へ。

 

叡電の出町柳駅に行くべく出町橋を渡っていたら、向こうからどこかで見たことのあるゆるキャラが歩いてくる!しかも自力歩行だ!スタッフっぽいお姉さんが先導してはりましたがイベントをやってる様子もなくふつうの道をゆるキャラがしずしず歩いてくるのなんかはじめて見ました。ふつうの街角にふつうじゃないフォルムのものが居るのってかわいすぎるー。京都府のキャラ、、まゆまろです。

橋の上というのは異界との接点といわれていてモノノケと会うことも多いとか。しかもこのあたり出町柳は高野川と賀茂川の合流地点で「接点」というイメージも強まります。それに加えて夕方だったのでいわゆる逢魔が刻。異形のものと出会うべくして出会ったでしょうかw

121012_163312.jpgまゆまろと出会ったテンション冷めやらぬ状態で一乗寺の恵文社。今日はこれが目的だったのです「暮らしの手帖の言葉」展。

創設者の花森安治の大ファンで、この人の描いたイラストや装丁のフランスぽいムードやデフォルメのしかたが自分の好みの原点なんだなあと思っています。

 

戦前、大政翼賛会にいて「欲しがりません勝つまでは」というコピーを書いたのが有名な人でもありますが、戦後は一貫して反戦を訴え多数派の傲慢に警鐘を鳴らしていたのです。

今回は花森安治直筆の特集タイトルや、それのキャッチコピーやらも見ることができました。手書き文字での広告文ってやっぱ心に訴えかけてくるものがあります。骨太で直線的な字体と文章、パリのエスプリを感じさせるシンプルで繊細なイラスト、このコンビネーションがすごいです。

 

そういえばこの花森安治という人はさそり座の新月生まれ。さそり座は異界との接点を示すサインですからやはり今日のテーマはモノノケとの出会いだったのかもしれません。

 

ご来光カフェとタロット部

ご来光カフェに行ってきました。

大阪のオフィス街のど真ん中、土佐堀川から生駒山越しに太陽が昇ってくるのが見える期間が1年のうち1週間程度あります。その間淀屋橋の港にカフェが開設されていてみんなでご来光を拝むのです。

 

121005_051730.jpgのサムネイル画像とは言ってもいつも寝るような時間に起きなくてはいけません。この前、占星術の松村潔先生とお話しした時に「いつも3時半に起きてるんだ」と楽しそうにおっしゃっていたのでむりくりな早起きに多少興味が出ていたんですが。

4時過ぎに起きて5時に同僚マユラちゃんと待ち合わせて淀屋橋まで行きました。健康的な気分なわけで、淀屋橋まで歩くw

途中、明けの明星もはっきり見えました。こりゃー快晴の予感。おとめ座アタマ度数の金星は海王星とオポジション、月木星ともスクエアに近づきつつある配置だったので怪しく魅惑的に輝いていたはずなんだけど、まー都会のど真ん中ゆえそこまではわかんない。

淀屋橋につくと、たくさんの人がカメラを構えています。みんな中之島の風景と土佐堀川と生駒山と昇る朝日を写真に収めようとしてるんだなあと思いながら、うちらは少し先の水上バス乗り場の奥にあるカフェへ。

 

121005_060757.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像モーニングセットをいただきながらみんなで日の出を待ちました。ちょっと寒かったけど日の出が近づくにつれてだんだん暖かくなってくる。太陽の威力ってすごいんだなーと体で実感します。

 

水上バスの乗り場というか船着き場というかそういうところにテーブルといすをセッティングしてあるため虫がけっこう来るんだけどまーそれもご愛嬌。

 

スタッフの人もすごく感じがよくていろいろとお世話くださって、いざご来光。自然にみなさん拍手してはりました。なんつーか、さあがんばるべという気持ちになりますね。

この、ふつうそんなシチュエーションじゃないところで自然に拍手が起こるというのはけっこう感動しますね。ここ7-8年、毎月のように上京していますが新幹線から見える富士山のあまりのきれいさに1回だけ拍手が巻き起こったことがあったなあ。あのときは本当に出色の荘厳さだったんですわ。

今回は自然に対する畏敬の念を、オフィス街の中心部で再認識できるというのがすばらしかった。

 

朝陽を見てほっこりしてお茶飲んでもまだ7時前。ホントはその足でアメ村の北欧雑貨のタイガーに並びに行こうと思ってたんです。10時から整理券を配るということなので、だいたいそのくらいから行けばきっちり間に合うだろうと思ってたんだけど眠すぎて断念。いったんうちに帰って仮眠。お昼に起きてアバニコでランチしてタロット部の部活へと向かいます。

 

IMG_5069.jpg今日のテーマは審判。10月6日の朝、土星がてんびん座からさそり座に入ります。これからの2年半はものごとに深くかかわること、自分が溶けてなくなるくらい深いところまで行って大きな変化を体験することが、否応なく押し寄せてくる感じです。なのでそこにチューニングを合わせて審判の絵を描いてみました。

通常のタロットカードの絵だと、新約聖書の黙示録がモチーフになっていて、大天使ガブリエルが死者を蘇らせるというシチュエーションが描かれていますが、これは旧約聖書のモーゼの出エジプト、海が割れるシーンを題材にしています。 宗教学をまじめにやってる人から殴られそうだけどwモーゼの立ち位置は天童よしみ。珍島物語「海が割れるのよ~♪」は関西人のおっちゃんおばちゃんならよく知っている。

大きな変容を体験することでむりくり道をこじ開けるエネルギーを得る、みたいなことが描きたかったのでキリスト教の解釈とはまったく関係がないのですwというかこのタロット部で描いているシリーズは映画のシーンを借景としているのでチャールストン・ヘストンの「十戒」のイメージでしょうか。

 

ご来光を拝んだことと審判のカードを描いたこと、ひとつ次のレベルに行くための扉をこじ開けたと思っています。

 

 

 

 

 

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