6月6日はビーナストランジットでした。金星の日面通過というものですね。見られるのは今世紀最後らしいので、空気のよいところに行って来ました。竹生島です。
古典占星術的には、あまりに金星が太陽の近くにいると、太陽の強大な光で焼け焦げてしまって本来の力を発揮できないとかいいます。ニューエイジ的には、太陽の意識を金星が受け取って、わたしたち個人に伝えてくれるんだとかなんとか。
今回もやたら警告されていたように太陽は肉眼で見続けると目を痛めるくらい強いパワーがあるわけで、それをそのまんま「人生がんばるでー」と受け止めるのはちときつい。しかし金星というキラキラしたキレイな星がそれをわかりやすく日常的に翻訳してくれたらなんか自分でもできるような気がしてくる。
前回は明治7年ー明治15年で、明治維新そのものではなくその後の文明開化に向けて突進していた時期ですね。苗字帯刀、廃藩置県、神仏分離、etc。理念でもって、生活をがらっと変えてしまうことが行われていた。ふつうの人たちにとっては幕末よりも、この時期のほうがリアルな大変化だったでしょう。
この前占星術のお友達とランチしたときにビーナストランジットはそれぞれエナジースポットに行くべという話になり、ユフネちゃんは富士山へ、坂田さんは江ノ島へ。やっぱ金星の日には女神さまのところに行かねばということですね。
わたしのイメージとしては湖面を渡っていくお船がいかにもビーナストランジットで太陽の前を横切る金星のようだなあと。
ということで、彦根港からお船にのって竹生島に渡って来ました。
6月に入っていたからなのか、都久夫須麻神社にはもう茅の輪がありました。
おいてあったからくぐっちゃったけどよかったのかしら?確か何回か回らなあかんかったような・・と思いつつ。
前を見たらミニチュアダックスがぼけっと座っていました。首輪もしてないし、この神社で飼われてるような感じでのんびりしてた。ほんま幸せそうで、神社の子なんだろうなあ。でもこのわんこが茅の輪をくぐるような芸でもしてくれるかと思って期待して、ちょっと待っちゃったじゃないかw
いいお天気の中、都久夫須麻神社と宝厳寺にお参りし、桟橋で太陽観察。ちっちゃくてよくわかんなかったけど、まあ見えたと思う。あれがそうだと思うことにしよう、みたいな感じでわたしもヴィーナストランジットを体験しました。
さあ次もお船に乗ってどこか行きたいな。